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☆☆☆ 辺野古の年表 ☆☆☆
☆☆☆ 辺野古の写真 ☆☆☆


辺野古って知ってますか?

沖縄県の北部、名護市辺野古の海はエメラルドグリーンの珊瑚礁が広がり、天然記念物のジュゴンやクマノミが暮す自然豊かな海です。


基地建設を止めた座り込み

1996年、普天間基地返還に伴って辺野古沖に基地移転計画が浮上しました。これに対し、地元のおじいやおばあが中心となって座り込みで基地建設反対行動を起こしました。しかし、2004年、政府は地元への説明もないまま作業を強行してきたのです!!カヌーに乗ったり、作業やぐらにしがみついて作業をとめようとする人たちに、作業員は暴力をふるってきました。しかし、この事態を知った人が全国各地・海外から辺野古へかけつけ阻止行動に加わった結果、ついに2006年10月辺野古リーフ沖移転計画を撤回させました。


(写真提供:辺野古アクション)

これから

ところが、その直後に、日米両政府はまたもや地元ぬきで新たな計画『沿岸案(V字案)』に合意しました。当初の沖合から民家に近い沿岸にずらして滑走路を2本に増やし、軍港まで造るというもっと最悪の案です。「基地建設は沖縄の負担軽減につながる」という日本政府、本当に許せません。 そして2007年5月、政府は辺野古の海に住むサンゴやジュゴンの生態を調べる為に、海底に調査作業器材の設置を開始しました。早急に基地建設を進めたい政府は「もうこれ以上、移設計画の遅れは許されない」として、海上自衛隊の作業への動員をしてきたのです。 もはや、政府に逆らう者は国の軍隊によって制圧されるという時代が日本にも迫ってきています。辺野古の問題は、今後の日本がどんな道を歩んでいくのか重要な分かれ道に差し掛かっているのです。決して、遠い沖縄の地だけで起きている問題ではありません。

(画像提供:読売新聞・ジュゴンの家)


じゃあ一緒にやろうよ!

日米両政府は、1992年の「返還」以降も沖縄に日本が抱える米軍基地の75%も集中させてきました。基地は米軍犯罪や基地被害をまきちらしています。沖縄では、米兵がらみの事件・事故が連日のようにおきているのです。しかし、米軍のおこす事件には、警察の権力が及ばないため、犯人も捕まえられず、適切な処罰をすることもできません。95年には、米兵3人によって起きた少女暴行事件をきっかけに住民の怒りが爆発!事件に抗議する県民総決起大会には沖縄全土で10万人もの人々が集まりました。しかし、今もなお基地は居座り、米軍の犯罪も増え続けているのです。


(画像提供:辺野古アクション)

基地は環境も破壊します

もし海を埋め立てて基地を造れば、潮流がかわり海の生態系が壊されジュゴン(現在沖縄の海には50〜100頭しかないと言われています)も絶滅してしまいます。もちろん漁師も生活できません。また基地から流れ出す有害物質は沖縄近海だけでなく、海流にのり日本中の海を汚染させていくのです。


(画像提供:ジュゴンの家)


基地は戦争のためにある

イラク戦争が始まってから、沖縄から5000人の兵士がイラクへと送られました。罪のない人々が殺されているだけでなく、アメリカの若者達の命までもが奪われているのです。基地があれば、そこは攻撃の目標とされ、戦場になります。日本で唯一の地上戦が展開された沖縄を生き延びてきたおじいやおばあ達は「子や孫のためにあんな思いはさせたくない」…その思いで座り込み、基地建設をとめ続けているのです。

(画像提供:ジュゴンの家)


関係なくないよ

沖縄の人たちは、目の前から人を殺すために兵士が送られていることを知っているのに止められない、その加害性に苦しめられ、もうこんな基地のもとでは生きていけないと怒りをこめて訴え続けています。これ以上沖縄を犠牲にしなければならないあり方とは何なのか?基地は誰のために造られるのか?日米同盟を再編、憲法9条を変えて、一体何をしようというのか?これは私たちひとり一人につながる問題ではないでしょうか?リーフ沖案を撤回させて600日を越える座り込みはひとり一人の力が国をも覆す事を証明しました。基地建設は止められます!ただ世を憂いていても傍観していても、基地は造られあなたは戦争を認めることになってしまうのです。そんなのはいやだ!!そう思うアナタ!!NO BASE HENOKOTOKYOで毎週水曜日、一緒に辺野古を叫びませんか?